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複合現実感におけるレジストレーションの物体操作を通じた対話的修正法


複合現実感では、実空間と仮想空間の位置を対応づけるレジストレーションが必要である。これには個人の知覚特性やセンサの仕組みに起因する誤差が生じやすく、実空間上のポインタを用いて仮想空間上の物体を操作する場合に、両者の間にずれが生じる。 そこで本研究では、物体操作の過程を通じてレジストレーション誤差を対話的に修正する手法を提案する。物体操作をポインタによる3次元位置の指示の系列として考えた場合、例えば、物体を把持するためにはポインタは物体表面上に存在していなければならないといったように、各操作が成功するためにポインタ位置が満たすべき制約が存在する。そこで、物体操作が実行される度に、それぞれの操作の種類に対応する制約に基づいてポインタ位置を逐次修正する。この修正内容は事例として蓄積し、その後の物体操作にも利用する。すなわち、蓄積された事例の集合によって、空間全体の誤差の修正を実現する。


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