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未知光源環境での物体形状と反射特性のボクセル独立な再構成法


本論文では、並列計算が可能な、未知光源環境における物体形状と反射特性の再構成法を提案する。観測の対象空間をボクセルの集合として表現し、ボクセル毎に独立した計算により物体形状と反射特性の再構成を行う。物体形状の再構成には、ボクセル独立な計算が可能な視体積交差法を利用する。また、反射特性の再構成には、光の反射を記述する最も一般的なモデルの一つであるTorrance-Sparrowモデルに基づき、ボクセル独立な再構成計算に適した新たな反射モデルを導入する。本手法による再構成は、視体積交差法による物体表面に属するボクセルの抽出、画像上の法線を用いた物体表面上の法線の計算、提案反射モデルに基づく反射特性の推定の三段階の処理を個々のボクセル毎に独立に行うことで実現される。光源が未知な実空間において物体の形状と反射特性を再構成する実験を行い、提案手法の有効性を示した。


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